無線LANサイトサーベイとは
無線LANサイトサーベイとは、一言で言えば「無線LANの環境を構築する際に実施する現地調査」を指します。
例えば、有線LANの構築をする場合、施工業者はオフィスの中やビルの共用部を事前調査して各種装置からの入線経路や必要な機材の置き場所を確定させて実際の施工工事に入ります。
しかし無線LANの場合は少し特殊です。
「無線LANの電波」は「有線LANケーブル」のように物理的視覚的に見えるものではない為、有線LANのように利用しようとしている既設配管内が他のコードで埋まっていてスペースが残っていなかったといったような視覚確認ができません。
無線LANも同様に利用しようとしている周波数帯は周囲の企業等に既に利用されている為、空きのスペース(周波数帯)がなかったというケースも想定されます。
知らずに込み合った周波数帯を選択して利用しようとすると自社の通信品質は著しく悪化するばかりでなく、近隣企業で運用している無線LAN環境にも悪影響を与える恐れがあります。
その為、無線LANは「通信の品質が悪い」「トラブルが多い」といったイメージをお持ちの方も多くいらっしゃいますが、その要因の殆どは新規構築時当初の不十分な設計と準備不足、調査不足によるものが多いようです。
無線LANの環境を整備する際は「無線LANサイトサーベイ」の実施を強くおススメしています。
「無線LANサイトサーベイ」は、本来目に見えないはずの電波の広がりをお客様のオフィスレイアウト図にマッピングしてご報告します。
この時、隣接の企業等から到達する無線LANの各周波数帯の使用状況も視覚的に確認する事が出来るため、この調査結果を元に空いている周波数帯を選択して効率的に割り当てる事ができるようになり、通信品質の向上に繋げる事ができます。
さらに自社無線ネットワーク内で必要以上のアクセスポイントを設置すると干渉が発生して充分なパフォーマンスを得られない可能性もあります。
外来波による影響・オフィスの形状・反射波の影響・ノイズの影響等を考慮して最適な設置位置と設置数を計画する事が重要です。
これらの工程を省略して無計画にアクセスポイントを設置すると運用開始後に「繋がらない」「よく切れる」等といった様々なトラブルを生む要因になります。
また、無線LANの電波環境は刻々と変化しています。ユーザの挙動・オフィスレイアウトの変更・近隣企業の入退居に伴う無線LANの導入等、無線LANを快適にご利用頂くため、定期的な電波環境の調査も推奨しています。
無線LAN電波調査の流れ
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STEP1 ヒアリング
無線LANについて新しく構築を行う、既存の無線LANについて調査のみを行う、あるいは改善を含めた再構築を行う。
さまざまなご要望に対して柔軟にそして親身にご相談を承ります。
この時に価格表と概算の費用をご提示致します。 -
STEP2 現地調査・サイトサーベイ
サーベイまでに平面図をご用意下さい。
お持ちでない場合は当社にて新しく制作する事も可能です。
このステップのサーベイでは現在の電波状況を調査します。
外来波等の電波測定を行い、より安定したネットワークの構築に向けた基本調査を実施します。 -
STEP3 設計
お打合せの内容と現地調査の結果を元に専用のツールでシミュレーションを行い、設置機材数の算出、電波強度の算定、使用チャンネルの決定等を行います。
シミュレーション結果を平面図にマッピングし、工事見積とともに分りやすくご提示致します。 -
STEP4 サイトサーベイ(仮設置調査)
シミュレーション結果を元に実際に無線LAN機器をエリア内に仮配置し、サイトサーベイを通してシミュレーション結果の検証を行います。
このフェーズの実施により、より安全かつ確実な施工が実現します。 -
STEP5 機材設置・施工工事、構築
無線LAN機器の設置、各PC等端末の設定、電気工事や配線経路の穴あけが必要であれば、穴あけの工事等を行います。
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STEP6 サイトサーベイ(完了検査)
全ての工事が完了した後、シミュレーションの通りにアクセスポイントが最適に全てのエリアをカバーしているか、専用のツールを使って完了検査を行います。
完了検査に合格しない場合は、各機材の微調整を行います。 -
STEP7 レポート提出
どのエリアにどの程度の電波が届いているか、電波の干渉状態はどうなっているか等、完了検査の結果を平面図にマッピングし、お客様に分りやすくレポートにまとめてご提出致します。
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STEP8 定期保守点検
無線LANは電波の性質上、その環境は刻々と変化します。
例えばPCの追加や隣接事務所での無線LANが導入等、定期保守点検を実施する事により、より安定して無線LANをご利用頂く事が可能です。








